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東日本大震災慰霊復興祈願法要

 令和六年三月十一日(月)、釜石市 常楽寺様、大槌町 江岸寺様、山田町 龍泉寺様に於いて東日本大震災慰霊復興祈願法要が執り行われました。
 常楽寺様では法要に先立ち大分県 芳證寺 村上和光老師の法話が開かれ、その後に常楽寺 住職 藤原育夫老師を導師に慰霊法要が厳修されました。なお岩曹青からは会長を始め会員二十五名の随喜となりました。
 午後には、江岸寺様に於いて大萱生知明老師を導師に慰霊法要が厳修され、龍泉寺様に於いては、「活動の灯」前にて全曹青副会長 宮本昌孝師を導師に諷経が行われ、その後法堂にて龍泉寺住職 石ケ森桂山老師を導師に慰霊法要が厳修されました。江岸寺様、龍泉寺様ではそれぞれ十名の岩曹青会員が随喜いたしました。
 それぞれの会場で檀信徒をはじめとした多くの方が法要・慰霊行持に参加され、参加者一同、物故者の御霊の安寧を祈念し共に手を合わせました。

令和五年度 第二回教養セミナー

 令和六年二月二十二日(木)盛岡グランドホテル本館を会場に、第二回教養セミナー『お寺とお金に関するお話』が開催されました。
 今回のセミナーは二部構成で開催される形となり、第一部では講師に盛岡税務署法人課税第二部門 統括国税調査官 熊谷聖悟氏をお招きし「寺院の税務についての講習会」、 第二部では講師に有限会社アイドカ代表取締役社長 田中広江氏をお招きし「寺院の個人資産形成や確定拠出年金などのお話」と題し、ご講義を頂きました。
 どちらの内容も寺院運営に於いてとても重要な内容になりますが、専門家の方々のお話を聞く機会というのは限られており、大変貴重な時間となりました。

令和五年度 教区懇親会

 令和六年一月二十四日(水) 二戸市 県北青少年の家を会場に、令和五年度岩曹青教区懇親会が開催されました。今回の教区懇親会は第三教区様の担当で開催され、会員十七名が参加しカーリング体験を楽しみました。
 当日は平日にも関わらずお越しいただいたカシオペアカーリング協会様の六名の指導スタッフの方々が丁寧に実践しながら指導して下さいました。四チームに別れての対抗戦も行われ、カーリングの面白さを知る良い機会となるとともに充実した一日となりました。
 また当日は、令和六年能登半島地震の義援金の勧募が行われ、皆様より頂いた義援金 二万六千円は石川県曹洞宗青年会様へお送りさせていただきました。

令和五年度 歳末助け合い寒風托鉢

 十二月一日(金)、令和五年度歳末助け合い寒風托鉢が宮古市 常運寺様を会場に行われました。当日は十五名の会員の参加をいただき、天気にも恵まれ正に托鉢日和の中、無事修行することができました。
 頂きました浄財は、宮古市社会福祉協議会様へ歳末たすけあい募金として寄付させていただきました。

第四十八回 曹洞宗青年会東北地方集会「青森大会」

 令和五年十月二十日(金)、青森市 ル・グランクールを会場に第四十八回曹洞宗青年会東北地方集会「青森大会」が開催されました。
 この四年はコロナ禍による感染対策のため、参加人数を制限しての大会開催となっていましたが、今大会では四年ぶりに参加制限なく、東北各県の曹青会員が参集し開催されました。
 オープニングセレモニーとして五所川原第一高等学校津軽三味線部による三味線演奏が行われたのち、「東日本大震災物故者追悼法要」が勤修され、その後に記念式典が執り行われました。最後には記念講演として、大本山總持寺副貫主であり水沢 正法寺山主である盛田正孝老師による今大会のテーマでもある「若き仏たちへ」を題した講演が行われました。
 盛大に開催された今大会は久方ぶりに東北各県の曹青会員が共に学び懇親を深める素晴らしい時間となりました。

令和五年度 第一回教養セミナー

 令和五年九月二十七日(水)盛岡市 久昌寺様を会場に令和五年度 第一回教養セミナーが開催され、三十四名の会員が参加しました。
 今回の教養セミナーでは、講師として京都市 山田松香木店の安藤裕二氏をお招きし、お香の歴史、由来などをご講義いただきました。お香は私達僧侶にとって非常に身近なものではありますが、お香について知識があるかというと首肯し難いものがあります。今回のセミナーではお香の歴史、ひいては日本におけるお香の文化を深く学ぶ良い機会となりました。
 講義の最後には「源氏香」という香道の遊戯を参加者一同で楽しみ、お香と一口に言っても種類や産地により、大きな違いがある事に驚かされました。お香について学び、楽しみ、非常に充実した一日となりました。

ボランティア活動報告

 令和五年八月二十四日(木)、岩泉町 宗得寺様に於いてボランティア活動が行われました。
 岩手県内では八月中旬頃、大気が不安定となり局地的豪雨が断続的に続いていました。岩泉町小本地区では降水量が観測史上最大を記録し、道路に土砂が流入するなど被害を及ぼしました。同地区にある宗得寺様(第十一教区)では本堂及び庫裏が床下浸水、裏山から土砂が流入する被害が報告されました。
 当日は三十六度を超える炎天下の中、岩曹青からは十二名の会員が参加し、土砂の撤去運搬等、精力的な活動を行われました。
 お盆明けにも関わらず多数ご参加いただいた会員各位、また第十一教区様には飲み物や軽食のご準備をいただきました事、厚く御礼申し上げます。
 昨今は全国各地で豪雨等の災害が頻発しており、岩曹青では災害に対しての備えを今一度見直すと共に、会員が速やかに活動出来るよう情報収集とバックアップ体制の強化に努めていきたいと思います。

第五十七回 みちのく緑蔭禅のつどい

 令和五年七月二十日(木)、第五十七回みちのく緑蔭禅のつどいが水沢 正法寺様にて開催され、三十四名の岩曹青会員が参加しました。
 今年五月より新型コロナウイルスが五類感染症へ移行となりましたが、移行後間もない事もあり、本年の緑蔭禅も参禅者の受け入れや宿泊・法要はせず、岩曹青会員のみでの参禅会という形で行われました。今年も正法寺様のご配慮をいただき、法堂で坐禅をさせていただける事になり、参加者も昨年までのような一畳ごとの間隔をとらずに坐り、マスクの着用も個人の判断に委ねられました。
 まだ完全にコロナ禍が終息した訳ではありませんが、少しづつ少しづつ日常が戻り、以前の様に参禅者と共に坐禅修行を出来る日が一日でも早く来る事を祈念しております。