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第四十七回 曹洞宗青年会東北地方集会「宮城大会」

 令和四年十一月二十六日(土)、宮城県 マルホンまきあーとテラスを会場に第四十七回曹洞宗青年会東北地方集会「宮城大会」が開催されました。
 ここ数年はコロナ禍による感染対策のため、開催県の青年会員主体での大会開催となっていましたが、今大会では制限は有ったものの、東北各県の曹青会員や一般の方が参加し、勤修された「東日本大震災十三回忌法要 歎佛会」「東日本大震災復興祈願法要 大般若会」では共に手を合わせ、最後には鎮魂慰霊の花火が打ち上げられ、物故者慰霊と復興への想いを新たにしました。

令和四年度 第一回教養セミナー

 令和四年七月十九日(火)、水沢 正法寺様を会場に正法寺山主 盛田正孝老師を講師として令和四年度 第一回教養セミナーが開催され、岩曹青会員三十四名、正法寺山内より六名が参加しました。
 老師には『両祖の思い〜伝光録から学ぶ〜』と題して、伝光録を通じて両祖様の想いを、その御教えを紐解きながら御講義いただきました。一仏両祖の御教えを学び、研鑽を深める、非常に充実した機会となりました。

第五十六回 みちのく緑蔭禅のつどい

 令和四年七月十九日(火)、第五十六回みちのく緑蔭禅のつどいが水沢 正法寺様にて開催され、三十四名の岩曹青会員が参加しました。
 昨年に引き続き新型コロナウイルスの感染拡大を受け、本年の緑蔭禅も参禅者の受け入れや宿泊・法要はせず、岩曹青会員のみでの参禅会という形で行われました。今年も正法寺様のご配慮をいただき、法堂で坐禅をさせていただける事になり、参加者は一畳ごとの間隔をとり、マスクを着用等のコロナ対策を行った上での随喜となりました。
 長引く新型コロナウイルスの脅威が一日も早く終息する事を祈念致します。

令和三年度 第三回教養セミナー

 令和四年二月四日(金)、盛岡 繋温泉 ホテル紫苑を会場に令和三年度 第三回教養セミナーが岩手緊急事態宣言の発令を受け、ZOOMを使用したオンラインセミナーとして開催されました。
 講師として盛岡市議会議員であり「岩手レインボーマーチ」代表の加藤麻衣氏をお招きし、宗門の主要な取り組みの一つとなっているSDGsの「ジェンダー平等」について「LGBTQ」の基礎を中心にご自身の経験や活動を織り交ぜながらご講演頂きました。
 昨今ジェンダー、性別の問題は新たな社会の課題として常に私達の傍にあります。我々僧侶も菩薩行の実践者として、今後も様々な情報に耳を澄ませ、生き辛さの中にある方に寄り添えるように日々研鑽を深めて行かなければならないと感じました。

東日本大震災慰霊復興祈願法要

 令和四年三月十一日(金)、釜石市 常楽寺様・山田町 龍泉寺様に於いて東日本大震災慰霊復興祈願法要が執り行われました。
 昨年に引きつづき新型コロナウイルス感染拡大防止の為、参列者・随喜共に制限を行った中で法要が厳修されました。常楽寺様では法要に先立ち三重県 廣禅寺 武内宏道老師の法話が開かれました。また法要後には常楽寺 住職 藤原育夫老師が発災直後の出来事を振り返り、更なる復興への想いをお話になられました。なお岩曹青からは会長を始め執行部四名が随喜となりました。
 来年の令和五年には東日本大震災物故者の十三回忌を迎えます。その時には多くの方が集い、共に物故者のご冥福をお祈りすると共に、更なる復興への想いを新に出来る様に、コロナ禍の早期収束を祈念いたします。

全国東日本大震災慰霊復興祈願オンライン法要

 令和四年三月十日(木)、全国東日本大震災慰霊復興祈願オンライン法要が執り行われました。
 本来なら毎年三月十日には全日本仏教青年会主催による慰霊法要が全国の加盟団体会員と共に厳修されてきましたが、今年も昨年に引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止を十分に考慮した上で、福島成林寺様の「納経塔」での法要と全国各地での法要をインターネットで繋ぐオンライン法要が勤修されました。岩曹青としては一関市 長泉院より鈴木道将会長、他数名が随喜し、震災のあの日の記憶と慰霊復興への願いを新たにするものとなりました。