令和3年3月25日(木)、福島県 成林寺様にある全国曹洞宗青年会の納経塔へ岩手県内各地より寄せられた東日本大震災慰霊復興写経が納経されました。
今年度は震災から10年の節目ではありますが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から会場に足を運び人数を集めての法要は難しい状況でした。そのような中でも皆様と慰霊と復興への想いを共にしたいと、会員各位のご協力の元で東日本大震災慰霊復興写経お配りいただき、多くの想いのこもった写経をお寄せいただく事ができました。お寄せいただいた写経は鈴木道将会長導師のもと納経諷経を執り行った後にお納めさせていただきました。
「活動報告」カテゴリーアーカイブ
東日本大震災慰霊復興祈願法要
令和3年3月11日(木)、釜石市 常楽寺様・山田町 龍泉寺様に於いて東日本大震災慰霊復興祈願法要が執り行われました。
東日本大地震から10年という節目ではありましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、参列者・随喜共に制限を行った中で厳修されました。岩曹青からは会長を始め執行部4名が随喜し、物故者のご冥福をお祈りすると共に、更なる復興への想いを新にしました。
全国東日本大震災慰霊復興祈願オンライン法要
令和3年3月10日、全国東日本大震災慰霊復興祈願オンライン法要が執り行われました。
毎年3月10日には全日本仏教青年会主催による慰霊法要が全国の加盟団体会員と共に厳修されてきました。
震災の記憶の風化が危ぶまれる中、全国曹洞宗青年会では三月十一日に慰霊法要を行いたいと計画されてきました。しかし新型コロナウィルス感染拡大の下で見直しを余儀なくされ、今年度は感染防止を十分に考慮し、復興への誓いの場所である福島 成林寺様の「納経塔」での法要と全国各地での法要をインターネットで繋ぐオンライン法要が勤修されました。県内からは一関市 長泉院様、岩泉町 宗得寺様が参加し、広く何方でも御視聴いただける形で配信され全国の会員の祈り、また全国より寄せられた写経用紙に重ねられた祈りを、被災地内外の人々の心に届けるとともに、あの日の記憶と慰霊復興への願いを新たにするものとなりました。
令和2年度第1回教養セミナー
令和3年2月25日(木)、北上市 ホテルシティプラザ北上を会場に第1回教養セミナーが開催されました。
令和2年度はコロナ禍により、多くの行持が中止となった中、この第1回教養セミナーが令和二年度初めての岩曹青行持として開催されました。
今回のセミナーには講師として水沢 正法寺山主 盛田正孝老師をお招きして昨今のコロナ禍や東日本大地震のような災害が起こった際に、社会や檀信徒とどう向き合うべきか、僧侶としてどうあるべきかをお話ししていただきました。
第23期 新会長就任
令和2年度総会におきまして、伊藤寛英前会長より岩手県曹洞宗青年会会長を引き継ぎ、第23期会長に 岩手県宗務所第7教区 長泉院住職 鈴木道将師が就任されました。
令和元年度歳末助け合い托鉢
令和元年12月2日、歳末助け合い寒風托鉢が陸前高田市 普門寺様を会場に行われました。
陸前高田市は、東日本大震災の被害が特に酷かったこともあり、市民の方々がまだまだ大変な生活をされていることから、復興の妨げにならないよう普門寺様にご配慮いただき歩くことができ、小雨がちらつく中にもかかわらず多くの方より浄財を頂きました。
頂きました浄財は陸前高田市社会福祉協議会様に寄付させていただきました。
第44回曹洞宗青年会東北地方集会「福島大会」
令和元年10月22日(火)、福島市 福島テルサを会場に、第44回曹洞宗青年会東北地方集会「福島大会」が開催されました。
今大会は「生きる」をテーマのもと、東北各地より青年僧侶が参集しました。記念式典に於いては、東日本大災害での悲しみや苦しみが今なおつづく中、それでも歩み進めるため「生きる」人々と共に在り続けることを参加者一同、請願をいたしました。
第54回みちのく緑蔭禅のつどい
令和元年7月6日(土)~ 7日(日)、令和初めての緑蔭禅の集いは、それまで会場としてお借りしていた盛岡市 報恩寺様から水沢 正法寺様へと会場を変更して開催されました。修行道場である正法寺様での緑蔭禅のつどいという事で正法寺様の修行僧にもお手伝いいただき参禅者、随喜寺院共に無事参禅修行する事が出来ました。
令和元年度第1回教養セミナー
令和元年6月16(月)~ 18日(火)、令和最初の教養セミナーは、滴禅会様の講伝会に参加させていただく形で開催されました。
2日間に渡る日程で、1日目は花巻市 圓通寺様にて、報恩諷経・開講諷経を厳修致しました。その後、愛知県 東昌寺住職 芳賀成明老師による大般若理趣分儀軌の解説となり、一つ一つの作法に対して細やかに丁寧に意味合いを教えていただきました。
2日目は、八時より芳賀成明老師に再度解説いただき、西有穆山猊下・岸沢惟安老師・杉本俊龍老師・井上義臣老師へと相伝されてきた教えを学ぶ事ができました。
そして、愛知県 花井寺御住職 井上義臣老師には修證義の講義をしていただきました。「修證義は宗乗の書・観無常であり全て自分事としてとらえなければならない」「私達は願ってこの世に生まれ、仏の教えを得る事ができた」「実践実行する日々を大事に生きなければならない」と御教えいただきました。
平成30年度第2回教養セミナー
平成31年2月20日(水)盛岡市 盛岡グランドホテルアネックスを会場に第二回教養セミナーが開催されました。
講師として山梨県 慈照寺住職であり駒澤大学仏教経済研究所研究員でもある大森一樹師をお招きし、四摂法と七仏通誡偈を例にした仏教用語についてお話しいただきました。