「活動報告」カテゴリーアーカイブ

東日本大震災十三回忌物故者慰霊萬燈供養法要

 令和五年三月十日(金)、釜石市 常楽寺様に於いて「東日本大震災十三回忌物故者慰霊萬燈供養法要」が執り行われました。
 あの東日本大震災から今年で早くも十二年が経ちました。震災物故者の十三回忌にあたる本年、岩曹青では会場の常楽寺方丈様を大導師に「東日本大震災十三回忌物故者慰霊萬燈供養法要」を勤修し、最後には鎮魂慰霊の花火が打ち上げられました。
 四十五名の参加会員一同が、未曾有の災害で犠牲になられた方々の御霊の安寧と被災地の更なる復興を切に願い、慰霊復興への想いを新たにするものとなりました。

令和四年度 第二回教養セミナー

 令和五年二月十六日(木)盛岡市 久昌寺様を会場に令和四年度 第二回教養セミナーが萬燈供養法要研修として開催され、四十三名の会員が参加しました。
 今回の教養セミナーは、令和五年三月十日(金)に釜石市 常楽寺様を会場に執り行われる、「東日本大震災十三回忌 物故者慰霊萬燈供養法要」へ向けて、会員の理解を深める為に開催されました。
 当日の講義では、晴山弘俊 布教部長による萬燈供養法要の起源・成り立ちの説明の後に、映像を見ながら上舘文隆 事務局長による法要の解説が行われました。講義後には法堂にて盛岡一九会様のご協力のもと、実際に法要が行われ当日配役の会員を中心に習儀が行われました。
 来たる「東日本大震災十三回忌 物故者慰霊萬燈供養法要」へ向け、会員各々の研鑽を深める非常に有意義な一日となりました。

令和四年度 歳末助け合い寒風托鉢

 十二月九日(金)、遠野市 大慈寺様を会場に、新型コロナウイルス感染拡大のため中止となっていた歳末助け合い寒風托鉢を三年ぶりに行い、二十八名の会員の参加をいただき、無事修行することができました。
 当日は師走の晴天のもと、沢山の方々に浄財を頂きました。頂きました浄財は遠野市社会福祉協議会様へ歳末たすけあい募金として寄付させていただきました。

令和四年度 教区懇親会

 令和四年十一月三十日(水) 新型コロナウイルス感染拡大のため中止となっていた教区懇親会が三年ぶりに盛岡市 盛岡体育館一階アリーナを会場に開催されました。
 本年度は第二教区青年会主催にて、消毒や定期的な換気などの感染対策の上でフットサルが行われました。およそ三時間にわたり、二十八名の参加会員がフットサルの上手い下手関係なしに汗を流し、懇親を深める事が出来ました。
 コロナ禍で体を動かす機会が減っている中で、健康な体を維持する為にも定期的に運動をする事の大切さを痛感する一日となりました。

第四十七回 曹洞宗青年会東北地方集会「宮城大会」

 令和四年十一月二十六日(土)、宮城県 マルホンまきあーとテラスを会場に第四十七回曹洞宗青年会東北地方集会「宮城大会」が開催されました。
 ここ数年はコロナ禍による感染対策のため、開催県の青年会員主体での大会開催となっていましたが、今大会では制限は有ったものの、東北各県の曹青会員や一般の方が参加し、勤修された「東日本大震災十三回忌法要 歎佛会」「東日本大震災復興祈願法要 大般若会」では共に手を合わせ、最後には鎮魂慰霊の花火が打ち上げられ、物故者慰霊と復興への想いを新たにしました。

令和四年度 第一回教養セミナー

 令和四年七月十九日(火)、水沢 正法寺様を会場に正法寺山主 盛田正孝老師を講師として令和四年度 第一回教養セミナーが開催され、岩曹青会員三十四名、正法寺山内より六名が参加しました。
 老師には『両祖の思い〜伝光録から学ぶ〜』と題して、伝光録を通じて両祖様の想いを、その御教えを紐解きながら御講義いただきました。一仏両祖の御教えを学び、研鑽を深める、非常に充実した機会となりました。

第五十六回 みちのく緑蔭禅のつどい

 令和四年七月十九日(火)、第五十六回みちのく緑蔭禅のつどいが水沢 正法寺様にて開催され、三十四名の岩曹青会員が参加しました。
 昨年に引き続き新型コロナウイルスの感染拡大を受け、本年の緑蔭禅も参禅者の受け入れや宿泊・法要はせず、岩曹青会員のみでの参禅会という形で行われました。今年も正法寺様のご配慮をいただき、法堂で坐禅をさせていただける事になり、参加者は一畳ごとの間隔をとり、マスクを着用等のコロナ対策を行った上での随喜となりました。
 長引く新型コロナウイルスの脅威が一日も早く終息する事を祈念致します。

令和三年度 第三回教養セミナー

 令和四年二月四日(金)、盛岡 繋温泉 ホテル紫苑を会場に令和三年度 第三回教養セミナーが岩手緊急事態宣言の発令を受け、ZOOMを使用したオンラインセミナーとして開催されました。
 講師として盛岡市議会議員であり「岩手レインボーマーチ」代表の加藤麻衣氏をお招きし、宗門の主要な取り組みの一つとなっているSDGsの「ジェンダー平等」について「LGBTQ」の基礎を中心にご自身の経験や活動を織り交ぜながらご講演頂きました。
 昨今ジェンダー、性別の問題は新たな社会の課題として常に私達の傍にあります。我々僧侶も菩薩行の実践者として、今後も様々な情報に耳を澄ませ、生き辛さの中にある方に寄り添えるように日々研鑽を深めて行かなければならないと感じました。

東日本大震災慰霊復興祈願法要

 令和四年三月十一日(金)、釜石市 常楽寺様・山田町 龍泉寺様に於いて東日本大震災慰霊復興祈願法要が執り行われました。
 昨年に引きつづき新型コロナウイルス感染拡大防止の為、参列者・随喜共に制限を行った中で法要が厳修されました。常楽寺様では法要に先立ち三重県 廣禅寺 武内宏道老師の法話が開かれました。また法要後には常楽寺 住職 藤原育夫老師が発災直後の出来事を振り返り、更なる復興への想いをお話になられました。なお岩曹青からは会長を始め執行部四名が随喜となりました。
 来年の令和五年には東日本大震災物故者の十三回忌を迎えます。その時には多くの方が集い、共に物故者のご冥福をお祈りすると共に、更なる復興への想いを新に出来る様に、コロナ禍の早期収束を祈念いたします。