令和五年八月二十四日(木)、岩泉町 宗得寺様に於いてボランティア活動が行われました。
岩手県内では八月中旬頃、大気が不安定となり局地的豪雨が断続的に続いていました。岩泉町小本地区では降水量が観測史上最大を記録し、道路に土砂が流入するなど被害を及ぼしました。同地区にある宗得寺様(第十一教区)では本堂及び庫裏が床下浸水、裏山から土砂が流入する被害が報告されました。
当日は三十六度を超える炎天下の中、岩曹青からは十二名の会員が参加し、土砂の撤去運搬等、精力的な活動を行われました。
お盆明けにも関わらず多数ご参加いただいた会員各位、また第十一教区様には飲み物や軽食のご準備をいただきました事、厚く御礼申し上げます。
昨今は全国各地で豪雨等の災害が頻発しており、岩曹青では災害に対しての備えを今一度見直すと共に、会員が速やかに活動出来るよう情報収集とバックアップ体制の強化に努めていきたいと思います。
「活動報告」カテゴリーアーカイブ
第五十七回 みちのく緑蔭禅のつどい
令和五年七月二十日(木)、第五十七回みちのく緑蔭禅のつどいが水沢 正法寺様にて開催され、三十四名の岩曹青会員が参加しました。
今年五月より新型コロナウイルスが五類感染症へ移行となりましたが、移行後間もない事もあり、本年の緑蔭禅も参禅者の受け入れや宿泊・法要はせず、岩曹青会員のみでの参禅会という形で行われました。今年も正法寺様のご配慮をいただき、法堂で坐禅をさせていただける事になり、参加者も昨年までのような一畳ごとの間隔をとらずに坐り、マスクの着用も個人の判断に委ねられました。
まだ完全にコロナ禍が終息した訳ではありませんが、少しづつ少しづつ日常が戻り、以前の様に参禅者と共に坐禅修行を出来る日が一日でも早く来る事を祈念しております。
東日本大震災十三回忌追善法要
令和五年三月十一日(土)十二日(日)、釜石市 常楽寺様、大槌町 江岸寺様・吉祥寺様に於いて「東日本大震災十三回忌追善法要」が執り行われました。
十一日午前、常楽寺様では法要に先立ち、佐野より子氏による追善民謡奉歌と佐賀県 普恩寺 金子謙三老師の法話が行われ、その後に常楽寺 住職 藤原育夫老師を導師に追善法要が厳修されました。
午後には、江岸寺様に於いて住職実弟である大萱生知明老師を導師に追善法要が厳修され、吉祥寺様では慰霊行脚供養が執り行われました。
十二日は吉祥寺様を会場に、海野会長を導師に追悼施食会が勤修され、その後吉祥寺 住職 高橋英悟老師を導師に追善供養が厳修されました。
それぞれの会場では檀信徒をはじめとした多くの方が法要・慰霊行持に参加されました。東日本大震災物故者十三回忌を迎え、参加者一同が物故者の御霊の安寧をお祈りし共に手を合わせました。
東日本大震災十三回忌物故者慰霊萬燈供養法要
令和五年三月十日(金)、釜石市 常楽寺様に於いて「東日本大震災十三回忌物故者慰霊萬燈供養法要」が執り行われました。
あの東日本大震災から今年で早くも十二年が経ちました。震災物故者の十三回忌にあたる本年、岩曹青では会場の常楽寺方丈様を大導師に「東日本大震災十三回忌物故者慰霊萬燈供養法要」を勤修し、最後には鎮魂慰霊の花火が打ち上げられました。
四十五名の参加会員一同が、未曾有の災害で犠牲になられた方々の御霊の安寧と被災地の更なる復興を切に願い、慰霊復興への想いを新たにするものとなりました。
令和四年度 第二回教養セミナー
令和五年二月十六日(木)盛岡市 久昌寺様を会場に令和四年度 第二回教養セミナーが萬燈供養法要研修として開催され、四十三名の会員が参加しました。
今回の教養セミナーは、令和五年三月十日(金)に釜石市 常楽寺様を会場に執り行われる、「東日本大震災十三回忌 物故者慰霊萬燈供養法要」へ向けて、会員の理解を深める為に開催されました。
当日の講義では、晴山弘俊 布教部長による萬燈供養法要の起源・成り立ちの説明の後に、映像を見ながら上舘文隆 事務局長による法要の解説が行われました。講義後には法堂にて盛岡一九会様のご協力のもと、実際に法要が行われ当日配役の会員を中心に習儀が行われました。
来たる「東日本大震災十三回忌 物故者慰霊萬燈供養法要」へ向け、会員各々の研鑽を深める非常に有意義な一日となりました。
令和四年度 歳末助け合い寒風托鉢
十二月九日(金)、遠野市 大慈寺様を会場に、新型コロナウイルス感染拡大のため中止となっていた歳末助け合い寒風托鉢を三年ぶりに行い、二十八名の会員の参加をいただき、無事修行することができました。
当日は師走の晴天のもと、沢山の方々に浄財を頂きました。頂きました浄財は遠野市社会福祉協議会様へ歳末たすけあい募金として寄付させていただきました。
令和四年度 教区懇親会
令和四年十一月三十日(水) 新型コロナウイルス感染拡大のため中止となっていた教区懇親会が三年ぶりに盛岡市 盛岡体育館一階アリーナを会場に開催されました。
本年度は第二教区青年会主催にて、消毒や定期的な換気などの感染対策の上でフットサルが行われました。およそ三時間にわたり、二十八名の参加会員がフットサルの上手い下手関係なしに汗を流し、懇親を深める事が出来ました。
コロナ禍で体を動かす機会が減っている中で、健康な体を維持する為にも定期的に運動をする事の大切さを痛感する一日となりました。
第四十七回 曹洞宗青年会東北地方集会「宮城大会」
令和四年十一月二十六日(土)、宮城県 マルホンまきあーとテラスを会場に第四十七回曹洞宗青年会東北地方集会「宮城大会」が開催されました。
ここ数年はコロナ禍による感染対策のため、開催県の青年会員主体での大会開催となっていましたが、今大会では制限は有ったものの、東北各県の曹青会員や一般の方が参加し、勤修された「東日本大震災十三回忌法要 歎佛会」「東日本大震災復興祈願法要 大般若会」では共に手を合わせ、最後には鎮魂慰霊の花火が打ち上げられ、物故者慰霊と復興への想いを新たにしました。
令和四年度 第一回教養セミナー
令和四年七月十九日(火)、水沢 正法寺様を会場に正法寺山主 盛田正孝老師を講師として令和四年度 第一回教養セミナーが開催され、岩曹青会員三十四名、正法寺山内より六名が参加しました。
老師には『両祖の思い〜伝光録から学ぶ〜』と題して、伝光録を通じて両祖様の想いを、その御教えを紐解きながら御講義いただきました。一仏両祖の御教えを学び、研鑽を深める、非常に充実した機会となりました。
第五十六回 みちのく緑蔭禅のつどい
令和四年七月十九日(火)、第五十六回みちのく緑蔭禅のつどいが水沢 正法寺様にて開催され、三十四名の岩曹青会員が参加しました。
昨年に引き続き新型コロナウイルスの感染拡大を受け、本年の緑蔭禅も参禅者の受け入れや宿泊・法要はせず、岩曹青会員のみでの参禅会という形で行われました。今年も正法寺様のご配慮をいただき、法堂で坐禅をさせていただける事になり、参加者は一畳ごとの間隔をとり、マスクを着用等のコロナ対策を行った上での随喜となりました。
長引く新型コロナウイルスの脅威が一日も早く終息する事を祈念致します。